※この記事はネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。(25話購入後に読んでね!)
色々とツッコミどころがありすぎる第25話。
ツッコミどころが多いのはいつものことですが、今回はいつも以上にツッコみたいところがちらほら。渋滞が起きています。
さて、『金色のガッシュ‼︎2』早くも25話まで来たわけですが、いまだに何が起きているのかよく分かりません。
正直なところ「王を決める戦いから数年、魔界が大変なことになってる」ぐらいしか分からない。それでも面白く読めちゃうのは前作の懐かしさからでしょうか。同窓会的気分。
Page.25 感想
会わせたい人達
しょっぱなからシーツに包まれたナゾナゾ博士とかヤメテ…。生きていると思っているものの心配になるじゃないですか。
ナゾナゾ博士の死に悲しみや悔しさが隠せない各々に病院の待合室の空気は激重。そんな中ヴィノーは「会わせたい人達がいる」と、ガッシュと清麿を別室に案内します。
扉を開けると、そこにはパーピーやジード、多分イモ天の人など、かつての懐かしい面子が揃っていました。
サングラスの人は誰か分かりませんでしたが誰かのパートナーでしょうか。あと、清麿の知り合いだと思われる「ファーン」というショートっ子も見たことないような…。
パーピーとジードは真っ先にパピプリオとテッドの現状をガッシュに聞ききます。そりゃ気になるよね…。
生き返れることを知り安堵するジード。パピプリオが真っ先に死んでいたことを告げられてひっくり返るパーピー。
テッドの身長が大きくなったか聞くジードにジェスチャーで教えるガッシュや、そしてそれに加わるパーピーの図がとても微笑ましいですね。
テッドもブラゴみたいにスーパームキムキゴリラになってたらどうしようと一瞬思いましたが、回想見る限りは大丈夫そうでしょうか。大丈夫かな…。
懐かしいパートナー達のと再会もそこそこに、ヴィノーがナゾナゾ博士から伝言を預かっていると壁のモニターに注目を促します。
清麿、鬼化する
「 ウ・ソ 」
信じてたよ…!!
全てはナゾナゾ博士の作戦通り。危ない状況ではあるものの博士は生きていました。
次の敵が命を狙ってくる可能性があると知った博士は、元々使用していた人工心臓を使って“死んだふり"ができる案を練っていたと。そしてヴィノーが共犯となり実行した。
「ブルーのためとはいえ、キッドに再会してないのにこんなあっさりと死ぬんか!!」と、どうしてもナゾナゾ博士の死を受け入れられなかった私にとっては嬉しい展開でした。
ブルーにとっても生きてくれていて本当によかった。敵とはいえブルーは嫌いになれない子なので…かわいいし。
そして、この話を受けた清麿が鬼化します。(👹「コノヤロー!」)
清麿の顎からきのこが生えてる…。
博士のメッセージ「ウ・ソ」を聞いた各々の反応に個性があって楽しいです。清麿の鬼顔を見て驚いているルーパーが何回見ても笑えます。
そして場の空気を呼んだのか、しれっとこっち側に寝返っているヴィノー。
「なまむぎなまごめなまたまご!」のガキンチョがこんな空気の読める子に育つだなんて誰が想像したでしょうか。流石ナゾナゾ博士。
魔界・コールヴォー雪原
場面は代わって魔界へ。
襲撃から生き延びた、小さな魔物の兄妹が身を隠してひっそり暮らしている。
だがその生活ももう限界に近づいて来ている。料理をしたり暖を取る為に使ったりしていた便利石こと(勝手にそう呼ぶ)魔晶石がもう無く、取りに行くためには敵だらけの要塞エリオスに入るしかない。
小さな子が「(もうだめかも…)」と涙を流しているのを見ると心が痛くなってきます。
そんな時、隠れ家の外に出た兄の元にもふもふ帽子を被った謎の人物が現れる。はじめこそ警戒するものの、彼も襲撃から生き延びた"魔物"であった。
そんな彼がここにきた目的。それは『希望の地図』を書くため、要塞エリオスに潜入するということだった。
彼の仲間のトリさん(仮)曰く"今オレ達が一番取り返さなくちゃいけない物"がある場所を、彼は察知することが出来るらしい。
彼は兄妹をトリさんに預け、怯えることもなく真っ直ぐに要塞エリオスに向かっていく。着ていたコートと帽子を脱ぐと、見覚えのあるフォルムが…。
その耳は…!!
正直、帽子を脱ぐまで誰か全く分からなかったです。
ここでモモンが登場とは…!
要塞エリオスに向かう後ろ姿が頼もしいです。
それにしても、ちびっ子に対してあんな安心感ある対応が出来るようになっているのがすごい。本当すごいぞ、モモン。
仲間のトリさんから「"必ず"帰ってくる」と言われるほど厚い信頼を寄せられているのが親のように嬉しいです。
前からやる時はやる子だったんですよ!!(前作強火オタク目線)
数年で一気におっさんズラになってしまったことに笑えばいいのか、こんなに立派に成長したことに泣けばいいのか…!
あの顔だともうスカート捲り出来ないね…完全に絵面が犯罪。
相反する感情があっちこっちいって混乱してしまいます。頼むから、頼むから素直にモモンの成長を喜ばせて欲しい…。
勉強して、清麿みたいに頭良くなって、
今度こそ、大切な人たちを…世界を…守るよ。
引用:金色のガッシュ‼︎完全版(13)
"大切な人たちと世界を守る"カギが今モモンの手に握られているわけです。アツいですね。
今後あるであろうシスターとの再会を考えただけで既に泣きそうです。
あのおっさん顔で泣かれたらもらい泣きしてしまいそうな気がするし逆に泣かなかったら泣かなかったで「大人になったな…」としんみりしちゃいそう。とりあえずどっちにしろ泣く気がします。
ガッシュで鍛えられた涙腺は常にボロボロです。
最後に
次回は引き続きモモンのエリオス潜入編をやるのか、それともガッシュのいる人間界に一度場面が戻るのか。私個人としては今回の続きを期待して26話を楽しみに待ちたいと思います。
だって、モモンの活躍早く見たいじゃない!!