※この記事はネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
金色のガッシュ!!2 第5巻、発売…!!!
今回の表紙を飾るのはここ最近大活躍のモモン&シスターでした。
モモンの服をカラーで見るのはこれが初めてですが、まさかの全身ドピンクだったとは(言われてみればモーセスが「全身ピンクのオシャレさん」って言ってたような…)。
ガッシュ無印では母と子といった感じのペアでしたが、この表紙を見ると完全にバディです。最高。
Page.30 感想
母は強し
ドットの案内のもと治療室に到着したモモン救出班のみんな。しかし、治療室はボロボロに壊されていました。壁や棚には穴が空き、薬瓶や紙がガチャガチャに散乱しています。
治療室に着くまでに敵に姿を見られている(モモンのために爆速ゴリ押しで走ってきたのかと思うと泣けてくる…)ので、敵が追いつく前にモモンの治療に使える物を手に入れなければ…。
ウマゴン「大ケガを治すような良い薬がないメル…」
メル…?
まさかの語尾メル。もしウマゴンからメルメルを取っ払って「大ケガを治すような良い薬がないよ…」と言っていたらコレジャナイ感があるので良いかも。メル(マル)。もう少し大きくなったら語尾のメルも消えていくのかな、知らないけど。
ウマゴンが話せるようになっているというビッグイベントが起きているのに、状況が状況なだけにそれどころじゃないサンビームさん…ちょっと哀れですね。
思うように薬が手か入らない現状で、モモンを救うためにどうしたら良いのか迷う3人にシスターは的確に指示を出して行きます。
「モモンは私が死なせません!!」
なんて頼もしいんだ…。
事情?挑発?思惑…?
場面は変わって対リブラ&モーセスへ。
バリーのかしこさがアップしてて、私には何考えているのか全然分からない…。てっきり強い奴と戦いたいから挑発したのかと思っていましたが、あの挑発は何かしらの事情?思惑?があっての行動だったらしいです。バリーの言う「事情、思惑」とは一体何なのでしょうか。
少なくとも胸のざわめきは本当だったとしてもこの冷静さ。最高傑作のリブラを目の前しても全く動じないバリーにモーセスはおこおこです。
決着
ブチギレモーセスを乗せたリブラは強力な術を放ちます。
ガッシュたちは前回とは違った力を見せる「ウィビラル・ザケル」の扱いに苦戦しながらも、戦いの中で攻略法を見つけていきます。
ヴィビラル・ザケルは最低でも2つ一組で力が発揮される術だ
2つ以上の円盤で対象となる術・物をはさみ、
黒の面同士で吸い込みくっつき
黄色の面同士で反発
黒と黄色の対で回せばねじれる
戦いの中で短時間でこの性質に気付く清麿さん、アンサートーカーがなくてもチートですね。「ヴィビラル・ザケル」の性質をうまく利用してガッシュと清麿で隙を作ります。バリーはその隙を逃さずリブラの弱点に一撃を叩き込みました。
これでリブラ&モーセス戦はひとまず終わりっぽいですね。
モーセス、面白い奴だったよ…(多分死んでない)
バリーの思惑、そして
ぼんやりと浮上するモモンの意識。
その視界にはシスターが映っていました。天国じゃないよねと涙ながらに笑うモモンがカワイイです。
そしてバリーの思惑とは、「瀕死のリブラをわざと復活させることで、その時にどんな薬を使っているの見る」ことにありました。いままでの経験からこの病院にもたいした薬が残っていないだろうと予測していたバリーは、念を入れてモーセスの持っている薬を確認していたのです。全てはモモンの薬のため。
だめだ、バリーがかっこ良すぎる…。ただただ強いやつと戦いたいのかと思っていた、一話前の自分を殴りたいです。
最後に
最後のお外組にほっこり。
しばらくシリアスな場面が続いていたので、ちょっとしたシーンでもとても温かく感じてきますね。
かまくら作ってくれるバリー、はちゃめちゃ優しくない…? 強くて冷静で仲間思いでかまくら作るお茶目さもある。なんだモテ男か…!?