※この記事はネタバレを含みます。
正直、もう一回観たい。
『忍たま乱太郎』と言えば『子供の頃に観ていたギャグアニメ』といったイメージが強いですが、大人になっても結構楽しめるのがすごいです。
実際周りを見ても、女子グループ、カップル、老夫婦、親子連れ。まさかまさかのちびっ子がいない。
私を含め『忍たま乱太郎』新参ファン(大人)が増えそうな予感…!!
あらすじ
タソガレドキ忍者・諸泉尊奈門との決闘に向かった後、消息を絶ってしまった土井先生。山田先生と六年生による土井先生の捜索が始まる中、担任不在の一年は組では、タソガレドキ忍軍の忍び組頭・雑渡昆奈門と、尊奈門が教壇に立つことに。
そんな中、きり丸は偶然、土井先生が置かれた状況を知ってしまうのだった。
一方、土井先生捜索中の六年生の前に突如現れたのは、ドクタケ忍者隊の冷徹な軍師・天鬼。その顔は土井先生と瓜二つで__
忍たま達に立ちはだかる最強の敵を前に、今、強き「絆」が試される。
果たして乱太郎、きり丸、シンベヱたちは、土井先生を取り戻すことができるのか__⁉︎
引用先(https://sh-anime.shochiku.co.jp/nintama-movie/index.html)
感想(ネタバレ含みます)
※記憶が抜けているところが多々あるので、嘘を言ってる部分があるかもしれません。適当に読み流す程度にどうぞ。
優しく描かれた厳しい世界
今回は闇落ち土井先生がメインだったので、前回の映画に比べ内容はやや重めな印象でした。
作中で繰り返される凄惨な戦を暗喩する描写と、寒空の下ひとり藁で暖をとるきり丸のシーン。そして、回想中にきり丸に似たような境遇だと話す土井先生。
優しくてイケメン(!)なイメージの土井先生ですが、分岐が違えば天鬼のようになる未来もあったのかもしれない…そう考えてしまうようなストーリーでした。荒んだ目で子供に刀を向ける土井先生なんていやですね…ありがとう山田先生…。
事情を知らない一年は組が尊奈門を巻き込んでギャグを展開している裏で、土井先生の行方を必死に探す先生陣と上級生。温度差で風邪を引きそう。
六年生の衝突シーンが「土井先生失踪」の事態に現実味が帯びてきている感じがしてつらい。
また、「土井先生が行方不明」と知った後、ひとり長屋の掃除をするきり丸には泣きそうになりました。淡々と掃除をする姿から、動揺と不安が伝わってきてとても胸が苦しかったです…。
6年生惚れるしかない
終始、かっこよかった。
映画版の六年生はなんでこんなにかっこよさマシマシなんだろうな…。
町での情報収集、天鬼との戦闘シーン、一年生救出と見どころ満載でした。
個人的にお気に入りなのが、一年生を助けにきた時の食満センパイ。だいぶうろ覚えですが、らんきりしん救出に一年は組を連れて行き「熱意に負けました!」的なことを言っているところが好きでした。全体的にとてもいいお兄ちゃん感。
あと、長次の「モソ」を全翻訳する小平太。なんで分かるんだよ。
そして、話題(?)の天鬼との戦闘シーンですが、想像以上にざっくりとやられていて驚きました。
六年生が弱いわけではないはずなのに、強すぎるブラック土井先生…。正直何が起きているのか追えてない&覚えていないので、ここは繰り返し見たいところです。
土井先生、山田先生、雑渡さん(順番に意味なし)>>越えられない壁>>他のプロ忍者>>卒業生>六年生
雑ですが力序列はこんなイメージなんでしょうか。ふわっとした忍たま知識と劇場版の印象で、上三人がずば抜けているイメージです。
まだまだ先は長いね…。
エンディングで卒業生2人に深々と頭を下げているシーンがありましたが、いくつ上の先輩だったんだろう。ちょっと気になる。
おかえり、土井先生
よかったね、きり丸…。
みんなも本当に良かった。
1人で重すぎる秘密を抱えていたきり丸。事情を知り、困っている仲間を助けようとする一年は組の団結力はピカイチですね。わちゃわちゃがかわいい。
怪しい城に目星をつけて、団蔵がしれっと仕事を取り付けて(すごい)潜入するところまではよかったのですが、やっぱり捕まった。(笑)
ですが、捕まったおかげ&シンベヱの食意地のおかげで土井先生の前までたどり着けたので結果オーライかも。
土井先生の記憶を戻すためにツッコミ待ちのお決まりフレーズを叫ぶ乱太郎、シンベヱ、そしてきり丸。
きり丸の必死さにこちらまで泣いてしまうよ…。
とりあえず、土井先生はたくさんきり丸に謝った方がいい。先生あまり悪くないけども。
入場者特典
3週目入場者プレゼントのイラストカード。
運良く2種類コンプ!
素敵な水彩風イラストカードでした。色々な土井先生(天鬼)の表情を綺麗な絵で見られてよきよきです。
本編からその後の特典開封まで、最後まで楽しめる映画でした。動画配信サイトに降りてくる前にぜひ劇場で見てみてください!